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感情は使うもの

日々の生活で腹が立ったり、あせったり、心配したり、といろいろな感情を抱くことってありますよね。

 こんな時はどうしていますか?

腹が立ったらその対象にあたったり、ぐっと我慢したり。

焦ったときは慌てて行動してしまい失敗してしまったり。

感情をそのままの形で受け止めていませんか?

ぼくはよく感情をそのまま受け止めていました。

しかし、感情はいろいろなことに使えます。

この記事では、感情の使い方についての話をしていこうと思います。


日々生活していれば、イラっとすることもありますよね。

イラっとした時の感情を行動のエネルギーに変えることができれば、日々の活力を補いながら前進することができると思います。

例えば、誰かに馬鹿にされたら、腹が立ちますよね。

そのエネルギーを馬鹿にし返すために使うのではなく、自分の目的達成のために使った方が賢明ですよね。

相手にばかにされたら、

「お前だってこんな簡単なことができないじゃないか」

と言い返して怒りを解消するのではなく、

「いつかみてろよー、これが成功したらお前なんか見返してやるからな」

って感じで怒りのエネルギーを自分の目標への推進力として使います。

「どっちも相手を負かせることに変わりはないのでは?」

と思いますよね。

でも、結果的な自分の立ち位置が違っています。

ばかにしてきた相手をばかにし返せば、自分がいる位置は変わりません。

でも、自分の目標のための推進力として怒りのエネルギーを使えば、自分の位置は相手よりも高くなります。

こうすることで、感情は僕たちを今よりも少しでも前に推し進めてくれます。

感情の使い方は他にもあります。

例えば、焦りです。

焦りを感じて行動しても多くの場合、裏目に出ることがよくありますよね。

この場合は焦りは使うのではなく、気づくためのサインとして活用します。

最近で言えば、ビットコイン。

ビットコインが急騰した時に乗り遅れては損をすると考えて、焦って買うと多くの場合はそこが天井で、その後急落することもありあります。

でも、今回は上がったじゃないかと思われるますよね。

確かに、今回は 焦って買っても利益が出たかもしれません。

しかし、一回勝てれば同じようなところでまた買いたくなります。

それが続けばトータルでみると、ほとんどの場合は損失で終わります。

ですので、焦って行った行動は多くの場合、長い目で見ると損をしている可能性のほうが高いといえるのです。

焦っている場合はその焦りを行動に使うのではなく、焦りを落ちつくためのサインとして利用します。


このように感情には使い道があります。

その使い道はすでにあなた自身が一番よく知っていると思います。

過去に積み重ねてきた行動と感情を少し思い出してみるだけで、 

・あの時はこうしておけば良かったとか
・あの時はこう考えればもっとうまくいったんじゃないかなとか

あるのではないでしょうか。

それがあなた自身の感情を上手に使うためのマニュアルになります。

ですので、思い出したことを書き留めておいて自分なりのマニュアルを作ってみるのも面白いと思いますよ。


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