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3つ目の麻薬

止めなければならない、止められないで続けると自滅してしまう。その3つを砂糖、小麦粉、サラリーマンとした。

3つ目のサラリーマンとはどんな麻薬か。どんな風に止められないのか。安心と安全という幻想からである。高度成長時代の戦後の昭和、低成長時代の平成。そこまでは比較的良かった。今や安心や安全な会社や職業というのは無いのではないか。

いや、むしろ心配や恐怖心に真に向かい合って逃げずに対峙してそこへ自ら飛び込むことこそ逆説的ではあるが安全で安心なのではないか。死ぬ間際になって恐怖に逃げずに立ち向かって行ったという自負があればこそ納得して死を迎えられると想像する。

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