マガジンのカバー画像

Common Pool Resourceとしてのインフラ学

8
社会的インフラ、特にネットワーク性のあるインフラを、Ostromが理論の体系化を行ったCPR(Common Pool Resource)として考えます
運営しているクリエイター

記事一覧

政策の矛盾と学会

先週、今週と、2週連続の学会発表が終わりました。8月の反省を踏まえ、時間がオーバーしないよ…

Google Colabで衛星データを扱う

Google ColabとPython突然ですが、今回は統計やデータ解析のプログラミングの話題です。エクセ…

JR地方路線問題を考える

もはやJRは地方路線を支えきれないのか昨年法改正があり、地方の公共交通の維持が新聞やマスコ…

ゲーム理論と社会、経済

もう一つの均衡分析:均衡としての協力、または紛争必ず経済学の教科書には現れるが、いまいち…

Elinor Ostrom "Governing the Commons":3回目

日本語タイトル:『コモンズのガバナンス―人びとの協働と制度の進化―』 引き続き、ひとり勉…

Elinor Ostrom "Governing the Commons":2回目

日本語タイトル:『コモンズのガバナンス―人びとの協働と制度の進化―』 ひとり勉強会のため…

Elinor Ostrom "Governing the Commons"

日本語タイトル:『コモンズのガバナンス―人びとの協働と制度の進化―』 ひとり勉強会のため、Elinor Ostrom "Governing the Commons"のまとめを書いていきます。 https://amzn.asia/d/evFiP2n 著者Elinor Ostromとは2009年のノーベル経済学賞受賞者(女性初のノーベル経済学賞受賞者) 日本語Wiki はじめに(Preface)集団行動問題(collective action)と「共有資源」に関する研究

なぜ経済学なのか

経済学の分野で博士号を目指している理由は、経営の師匠の影響と、できるだけ社会(人間)の…