ジェット機の先っちょは高いのか? (デンマークの不思議な慣用句 part 2)
同僚でプロジェクトマネージャをしているヨーナス、僕がnoteで書いているブログに興味があるようで、時々「ブログはどう?昨日は何を書いたの?」と様子を聞いてくれます。
もちろん日本語は読めないので、読者には慣れないのですが、こんなこと書いた、あんなこと書いた・・・と話をすると、「へー、日本人はそういうところが興味あるんだぁ」と感心してくれたり、驚いたりしてくれます。
そして、「ヨーナスに教えてもらった『ソーセージの端っこのレーズン』のことわざが人気だったよ!」(👇のnoteです)と伝えると・・・
かなり嬉しかったようで、テンションあげあげ⤴︎
そして、また面白いネタを提供してくれました!! (笑)
それがこちらの言い回し・・・
spidsen af en jetjager
(ジェット機の先っちょ)
どういう意味で、どんなシチュエーションで使う言い回しだと思います?
・・・
・・・
・・・
なんとっ!
「それ、めっちゃ値段が高くない?」
という意味だそうです
びっくりするぐらい値段が高い時に使われることが多いようですが、使い方としては「それはジェット機の先っちょのようだ!」と言うそうです。
なぜにジェット機の先っちょ??
どうも90年代後半から使われるようになった新しい言い回しみたいですが、調べても由来がさっぱり分からない・・・ 😅
確かにジェット戦闘機は、1機で数十億単位の価格がするみたいなので非常に高価だかえど、その「先っちょ」ってやっぱり高いのだろうか?
すると、ヨーナスが「That's good question and I have an answer for you!」と待ってました!! とばかりにこちらのウェブサイトを教えてくれました。
「Hvad koster spidsen af en jetjager (ジェット機の先端の値段は?)」という長いURLをクリックすると・・・
ブラウザに開かれるのは、真っ白な背景にたった1行だけ書かれたホームページ。
なんと、ジェット機の先端の値段が「16,000クローネ」だということだけを伝えるためだけのウェブサイト!
日本にすると 約27万円 ぐらい。
うーーーーん。確かに高いけど、びっくりするほどの値段ではない気もする😅
なんだか微妙な値段だなぁ (笑)。
それにしても「それ、ジェット機の先っちょみたいに高いですね」って、日本語で言っても通じないよなぁ。
なんでそんな不思議な言い回しを作ったんだろう?