見出し画像

股関節の可動域:よりよいエントリーポジションのために。20240827

(入会お待ちしてます!)

多くの選手が
エントリーポジションで膝を開いてしまう。

特にスイープでその傾向が顕著になり、
スカル種目においても、膝を開いてしまう人がいる。

どちらも
おそらく股関節が硬いために
膝を開かないことには前に出れない、
レンジを取れないということが起きている。

スイープなのにきれいに閉じつつ、ツイストしている


スカル種目においても、だいたい速い人はまっすぐ膝を立てる。

足首と、膝と股関節は
できるだけ直線上にあったほうが良いというのは誰でも理解できる。

スクワットの基本が
そうである以上、
Rowingにおいても
膝を開く、閉じる、選べるなら
閉じて漕いだほうが絶対に良い。

こういうエントリー時の膝が絶対良くない。(私です)

スカルの場合、このような膝の開きをしている人は稀ですが、
スイープの場合、このような膝の開きをしている人は多いのではないでしょうか。

また、スイープの場合は、
ツイストという重要な動作があります。
「インサイドの膝と、アウトの脇をできるだけくっつける」
それぐらいツイストする必要があると思っています。
小柄な人は特に。

アウトの脇とインの膝をなるべく近づける


こういうのが、おそらくあまり良くない。
膝はガンネルの上まで開く、ツイストも少ない。


この
①膝を開かない
②ツイストする

ためには、
股関節の可動域が充分にあることが
どうしても必要なのではないかと思っています。
ツイストには、もちろん肩甲骨の可動域も必要かもしれません。

トレーニングが足りなくて負けるならまだしも、
柔軟性が足りなくて負けるって、なんか悲しいじゃないですか。

どれだけスクワットしても、
エントリーで膝が開いていたら
出せる出力は減るでしょう。

私自身かなり見落としていたというか
そこまで重要視していなかったので、
もしかしたら現役時代の大きな敗因の一つだったかもしれないと
ちょっと悲しく、ちょっとうれしい気持ちです。

最近、柔軟性のことばかり書いていますが、
私自身偶然趣味で柔軟を行っていたぐらいで、
もしこれがかなりの影響を与えるのであれば
「誰かもっと早く言ってくれよ!」
って思うからです。

身体が固くて
適切なエントリーポジションが取れない、
適切な腕引きができない、
その中でどうトレーニングしたところで、
乗艇したところで、
身体がそもそも動かないのだから上手くならないし、
限界はかなり近いように思います。

引き続き、
肩甲骨の可動域を高めるとともに
股関節の可動域を高めながら、

自分自身の漕ぎがどう変化するかを
皆さんにレポートできたらなと思います。

みなさんのRowingライフがより良いものになるように、
可能な限り短い時間で、
できるだけ効率的に良いRowingに繋がれるように、
頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。


こんな話を110日以上連続で書いています。
一緒により良いローイングを目指して頑張りましょう!!

いいなと思ったら応援しよう!