高橋尚子さんのツイートをみて、南極の話を思い出す20240727
高橋尚子さんのツイート
42.195km、2時間以上
垂直ではないものの、進行方向に足上げ腹筋する競技だからだろうか、
毎日2000回というのは
本当にすごい。
何よりすごいと思ったのは、ツイート後半の
「毎日10分」
「始めてから1ヶ月ほど過ぎました」
という言葉。
腹筋2000回するのに、どれだけ時間がかかるのかわからないけど、
毎日2000回していた人でさえ
毎日10分という、気軽なハードルを最初に設定していること。
そして
「始めてから1ヶ月ほど過ぎました」
と、そもそも1ヶ月続けられることがすごいんだけど、
それを一つの成果として報告していること。
世界一になった人でさえ、
「1日10分」を日課にして、
「一ヶ月」を成果とする。
それだけ「1日10分を1ヶ月」は
並大抵のことではないということ。
昔聞いた話で、
人類初の南極点到達を目指した2チームの話はご存知でしょうか?
1つのチームは、
「天気が悪かったら歩かない、天気がいいときはできるだけ進む」と決めたチームで、
もう一方のチームは
「天気が悪い日も良い日も、15マイルずつ進む」と決めたチーム。
どちらが、最初に到達したでしょうか?
答えは
「天気が悪い日も良い日も、15マイルずつ進む」と決めたチームだったとのこと。
この話が意味していることは
調子にかかわらず、外的要因にかかわらず、
持続可能なことを毎日繰り返すことが最も速く目的地に到達できるということ。
どうしても、今日は雨だから、とか
今日は調子がいいから、とか
ありますが、それを踏まえてもどんなときでもできる目標をまず設定すること、
そして必ずルールを守ること。
その2点をしっかり守れば、
きっとゴールを迎えられる。
高橋尚子さんのツイートをみて、
そんなエピソードを思い出しました。
みなさんもぜひ、
5分でも10分でも、
「どんなに調子が悪くてもできるだろう」ということを決めて、
1ヶ月続けてみませんか?
一応3週間続けば、かなり習慣化されるようです。
ぜひ。