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「信用資産」活用できてますか?
【サラリーマンのための投資戦略(4)】
このマガジンでは、サラリーマンが「信用資産=お金を借りる信用力」を活用して「年収の10倍以上の資産」を作るための方法を解説しています。
マガジンに記事をまとめています。➡【サラリーマンのための投資戦略】
1、「信用資産」は活用しないと「宝の持ち腐れ」
サラリーマンは勤続年数が3年を超えて「給与収入が安定している」と金融機関に認められた時点で、年収の何倍もの「信用資産」持つことになります。
一番大事なことは、この「信用資産」を活用することです。「信用資産」はバーチャルな資産ですから、実際に活用してリアルな資産に投資をしなければ、何も生み出しません。
活用していない「信用資産」は「宝の持ち腐れ」ということです。
以前の記事でもお伝えしましたが、サラリーマンが「信用資産」を活用して、リアルな資産に投資をするなら、不動産投資が1番効率が良い方法です。
現状、区分所有マンションに投資をすれば、経費を控除した実質利回りで4〜5%の投資利益が得られています。現役のサラリーマン時代に「信用資産」を活用出来るかどうかで、定年退職時の財産に大きな差が出ることになるでしょう。
2、サラリーマンの「信用資産」は、どのくらいあるのでしょう?
平均給与のサラリーマンの20代から50代までの「信用資産」を見積もってみると、資産運用に使うことができる金額が、意外に大きい金額になることに、驚かれるのではないでしょうか?
《年代別の平均年収での信用資産と、信用資産を活用して不動産投資(5%)をした場合の年収増のイメージ》
20代 平均年収400万円、信用資産2500万円、年収増125万円
30代 平均年収500万円、信用資産3000万円、年収増150万円
40代 平均年収600万円、信用資産3700万円、年収増185万円
50代 平均給与700万円、信用資産4300万円、年収増215万円
こうしてみると「信用資産」は意外に大きな金額である事がわかります。「信用資産」を活用して不動産投資を行い、毎年5%程度の収入増が得られたなら、サラリーマンの副業でも、かなりの財産を作るチャンスがあります。
皆さんは、自分の「信用資産」を活用できていますか?
これまで活用できていなかったとしても、遅くはありません。50才で始めたとしても、毎年215万円前後を稼ぐチャンスがあるのですから、チャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか?
3、「信用資産」には賞味期限がある。
サラリーマンの「信用資産」は、健康で、毎月の給与収入があるということが「信用力」として評価されたものです。
ですから、毎月の給与が得られなくなる、あるいは大幅に減額される定年退職間際には、サラリーマンの「信用資産」は、ほぼゼロになってしまいます。
サラリーマンの「信用資産」には「賞味期限」があるのです。
「信用資産」の賞味期限は、銀行で不動産ローンを相談するとより実感が湧くでしょう。
融資実行は55歳まで、返済は75歳までという条件が一般的ですし、55歳を過ぎると、ローン実行の条件となる生命保険への加入も難しくなります。
つまり、皆さんが働き始めて3年経ったところから、55歳までの間しかサラリーマンの「信用資産」は活用できないということです。
最後に、皆さんに質問をしてみたいと思います。
皆さんは、自分の「信用資産」が今どのくらいあるのかが分かりますか?
皆さんは、今、自分の「信用資産」をどのくらい活用できていますか?
皆さんの「信用資産」の賞味期限は、あとどのくらい残っていますか?
ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。
次回は、「信用資産」を活用する上で、とても大切な「健康管理」について書きたいと思います。