音楽の旅【ビートルズ】#3

出会いは小学5年だったと思います。当時の音楽の先生がレコードで「イエスタデイ」を聴かせてくれました。世界中で最もカバーされた、ポール・マッカートニーが一人で作った名曲中の名曲。歌詞から恋人を想う曲かと思えば、早くに亡くなった母を想う曲だったんですね。

映画「イエスタデイ」を観ました。自分以外は誰もビートルズを知らないという設定が面白い。まだ日の目を見ない時から支えてくれる彼女がとてもキュートでした。ビートルズのナンバーがここぞというシーンで次々と流れるのがたまりません。

ロックンロールの元祖チャック・ベリーの曲をポールはリスペクトして、チャックが亡くなる数年前に、今度はチャックがイエスタデイを最高の曲と称える。素敵なお話。

新婚旅行でイギリスに行ったとき、アルバム「アビイ・ロード」の横断歩道を訪ねに行きました。この横断歩道は、観光名所となり、イギリス政府は文化的・歴史的遺産に指定したそうです。

村上春樹の「ノルウェイの森」。小説の冒頭、飛行機が着地して聴いたBGMがノルウェイの森。そのまま小説のタイトルになっています。どんな小説なんだろうと思わせてくれる小説名ですね。

ビートルズの曲がたくさん流れる映画に「アイ・アム・サム」もあります。繰り返し観た映画で、必ず泣いてしまいますが。可愛い娘の名前はルーシー。実際に障がいのある方がサムの友人として出演されてるのですが、取材先の障がい者施設の利用者の多くがビートルズが好きだったのが、曲の映画採用の決めてだったのだとか。「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」愛こそはすべて。本当にそうだと思います。

今年8月ビートルズのドキュメント映画が上映されるようですよ。ビートルズ誕生から60年です。

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