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スタートライン
2018年9月26日午後20時34分
今日の練習後,マネージャーのダニさんが僕のところに駆け寄ってきた。
そして彼女はこう言う。
「先生!日本に行くよ」
どういうことかというと,今日のお昼に“前回の会議で話し合ったペルーに行くのか日本に行くのか火曜日までに答えをお願いします。”といっていた件について,9人の選手が“日本遠征”参加を表明してくれました。
野球の試合に必要な人数は9人。その最低ラインの9人が家族含め日本に行くということを決断してくれました。
9人揃ったので,ペルーの招待してくれているチームには“大会不参加”の断りの連絡を入れ,これからは日本行きを見据えてこのチームは動いていくことになりました。
各家庭裕福なわけではありません。毎月家に入るお金を切り詰めて選手の月謝を払っている家族も多くあります。
そんな中で決断してくれた日本行き。
ブラジルで出会った仲間と日本に帰ることができる,そして日本のたくさんの人にブラジルの選手,また保護者を紹介するチャンスのスタートラインに立てたことをとてもうれしく思います。
後は,行動するのみ動くのみ。
やれることは全部やって,たくさんの人とよかったなといえる環境を作りたいと思います。やったるでー!!