街を巻き込め!!お祭りでの戦略。
来週の11日〜14日までの4日間,所属している配属先が主催のお祭りがあります。
そこが,今回の宣伝をするには,大きな山だと張った。
ここでのプロデュースに成功すれば,今回のプロジェクトの飛躍は間違いないはず!
じゃあ,どんな目的を持つのか...
“売り上げを出す!ではなく,多くの人に知ってもらう!”
はい。これで勝負しようと思っています。
前回の記事でも書いたように,日本への遠征は簡単な話ではありません。
自分たちの力だけではどうにもならない訳で,たくさんの人に力を貸していただくことになります。
この先日本でも,色々と協力の呼びかもさせてもらおうかと思っていますが,何よりもやっぱり,地元が動かないと話にならないですよね。
(そやそや!人に頼ろう頼ろうとしてはダメ!自分から動かんと!)
配属先にしても,今回のこのプロジェクトは初めての試みなので,右も左もわからない状態です。しかし,しっかりとブラジルで自分たちで動き,結果を出して,今回だけでなく,今後にも繋がる活動をしていこうとぼくは思っているわけです。
さぁほんなら何をしてくのか...
イメージは,市全体を巻き込む!!!!!!
ここです。
つまり目先の“売り上げを目指す!ではなく,多くの人にこのプロジェクトを知ってもらう!”
ここに焦点を当てて,動いていこうかなと思っています。
今回のお祭りは,4日間もあるし,来場者数も毎年ものすごい。
保護者の方々も,「頑張って稼ぎましょう!!」と気合いが,いまいち入ってないのも気になる中ですが(入ってないんかい!笑),今後のチームの発展を考えると『稼ぐ』という概念は捨てた方が良いと思ったのです。
一体どういうこと?
私は「稼ぐ」よりも「想いを共有できる人を増やす」ことがこのプロジェクトを進めて行く上で大切だと思いました。
お金はその時の価値を生み出すものとしてとても大切ですが,私はその場だけの関係を作りたいわけではありません。
自分も物語に参加し,“子どもの夢の後押しができた”という気持ちは,何事にもかえられないものだと思います。
また,インダイアツーバという40万人が住むこの大きな街で,配属先のACENBIが,これからも子どもの教育を支える組織として,周りの人たちに認識してもらい,応援してもらえるような活動をしてくことが,野球チーム存続のためにも,不可欠だと考えたのです。
なので,初めはキーホルダーを5レアル(約150円)で売ろうと考えていましたが,正直見た目もちゃっちいし,売り物としてはイマイチパンチも効いていません。
それなら!
無料で配布しようということに決めました。
売り物じゃなくていい,お土産でいいやんと。
でも,ただお土産にするのではありません。自分なりの考え・想いがここにあります。
お土産として,自分の名前の入ったキーホルダーをプレゼントする
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この日本語を書く日本人は誰や。と興味を持ってもらう
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日伯文化協会の野球部で野球を教えているものだと自己紹介する
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“インダイアツーバの子どもたちを日本へ”プロジェクトをしていると伝える
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子どもの夢の後押しをお願いできますか?とお願いする
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支援して頂いた方に,今後発信をしていく各SNSのアカウントを伝える
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ここに今後のチームの進捗状況を載せていくので見守っていてくださいと伝える
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一緒に写真を撮って,#TEAMSWYKのタグをつけて発信してもらう
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インダイアツーバ内に野球チームがあること 日本との架け橋があることを,インダイアツーバ市内に広げてもらう
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支援して頂いた人はもちろん,この機会を機にACENBIの野球部について知った人は,物語の参加者として,今後も応援し続けてもらえる体制を作る
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新たな子どもの成長を後押しできる
一番最後のところに関わる部分が,自分が一番目指したいところ。
自分がず〜っとブラジルに残ることは不可能で,絶対にここを出る時がきます。
自分が関わった,組織やチームはずっと成長し続けて欲しいと願うもの。
私もそうです。
日本をバーーーっと飛び出してきて,ブラジルのこの小さい街でお世話になって,自分のやりたいことだけをやって,ブァーーーっと日本に帰っていく。
「あいつただの,自己満野郎やん」とは言われたくないんですよね。
自分のやったことによって,少しでも,新しいものができたとか,良い方向に進むことができたとか,そんなん言われるようになりたい。
飛ぶ鳥跡を濁さずではなく,飛ぶ鳥新しい種を蒔く
こんな活動が残りの期間でできればなと考えています。
だから,この祭りも日本遠征も本気で行く。
まずはこのお祭りでの活動の報告・新たなプロジェクトへの想いの普及・プロジェクトにかかる資金の調達・この組織に携わりたいと思ってくれる人の増加等々。たった4日のお祭りですが,何かしらの大きな成果を得られるように,一生懸命やっていきたいと思っています!!
こんな熱く語ろうとは全く思ってなかったけど,読み返したら「なんや,引くぐらいめっちゃ熱いと」と,自分でびっくりしました。笑
ということで,インスタフレーム作りま〜す♪♪