【書評?番外編】親愛なるA嬢へのミステリー
こんにちは、いやこんばんは、か。廣瀬です。今回は【書評?番外編】としてモリエサトシさんの親愛なるA嬢へのミステリーをご紹介します。
あらすじ
本好きで、気がつけばいつも物語の世界に浸っている少女・綾乃と、わけあって断筆中の小説家探偵・能見啓千。ひょんなことから啓千の身の回りの世話をすることになった綾乃だが、やがて二人に次々と数奇な事件が降りかかり――!? 「もしかして すべての事件はその探偵のせいで起こっているのかもしれないよ」
(Amazon商品紹介ページより)
感想
どんなに惜しくても読み終わったら私は次の本を読むよ(作中より)
そう、どんなに惜しくても読み終わったら次の本を私も読む。読書家ならこの言葉に共感を覚えるのではないでしょうか。
本への愛情と、偏愛、悪意、色々なものが混ざり合って事件が巻き起こり、能見が解決する。簡単に言ってしまうとそういうことなのだけれど、ほのぼのとしすぎず、かといってドロドロとしすぎずちょうどいい塩梅でサクッと読めてしまいます。
本好きさんは綾乃に共感するところが多くあるのではないでしょうか。私はモリエサトシさんの作品が結構好きで、それが縁でたまたま読んだのですが、モリエサトシさんの作品をもっと好きになった一冊です。
全三巻で完結するので、すぐに読み切ってしまえるのも魅力の一つかと思います。
月並みな感想ではありますが、本当に面白い作品なので一度読んでほしいです。
なぜ能見は断筆中なのか、綾乃との今後は……。ミステリーとしても普通に面白いので、ミステリー好きな方にもおすすめです。
終わりに
今回は番外編として、漫画の紹介をしてみました。私は小説は勿論ですが、漫画も大好きなので、今後も番外編として好きな漫画を紹介していけたらと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございます。それではまた、次回の更新でお会いしましょう。
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