中国語の「半三声」を20年ごしに知る
佐藤ひろおです。会社を休んで早稲田の大学院生をしています。
三国志の研究を学んでいます。今日は語学のはなしです。
大学院向けの中国語のクラス。中級向け(のはず)なのに、最終回直前、ぼくが「半三声って何ですか?」って言ったため、大量の補足動画を案内して頂きました。 半三声?胡三省?ルパン三世?
半三声の件。教材や先生のマネをして、三声の最後を上げていなかったのですが(成功しているとは言ってないです)、そのことを「半三声」という用語で呼ぶことを普通に知りませんでした……。音の下がり方が半分?っと思ってました。アホです。
できのいい語学の生徒ではなかったのですが、2001年ごろ(大学1年)中国語を習ったとき、「半三声」という言葉を聞いた覚えがないのです。20年のブランクによる忘却なのでしょうか。つら。
今回の件は、「3声+4声」の単語を、予習時に誤って「2声+4声」とメモっていた。2声+4声で発音すると、先生から「半三声を理解しているか?」と詰められました。
「3声+4声の単語だ」と確認したのち、その理解に基づいて発音しなおしたら及第点。ぼくのネックは、半三声への無理解ではなく、予習時のメモの誤りだった。複雑すぎ。
これ、諸葛亮のせいなんです。
ネットで機械的に変換したら「zhū gé liàng」だけど、正しくは「Zhūgě Liàng」。「葛亮」の部分は、正しくは3声+4声なのに、2声+4声で発音した結果、「半三声を理解しているか?」と詰められました。
ネットのピンイン変換ツールに投げ込んで、中国語の予習を済まそうとした態度が悪いのです。500%理解してます。 「諸葛亮」ぐらいは耳で聞いて覚えていても良さそうだろ、とは思います。恥をかいて学ぶのです。