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こどもに抱く感情ってどこからくるのだろう

はじめての子育ては思ったよりも重労働だ。

4ヶ月になった娘は、ほぼ首が据わってきたため、だいぶ抱っこすることに不安を感じることは少なくなってきた。

しかし、まだ喋れないから、眠たいときや自分がしてほしいことをしてもらえない時は泣いて、僕に伝えようとしてくる。

この“泣く”という行為が僕は得意ではない。

子どもが泣くと、早く泣き止ませなきゃと焦ってしまい、その後、どっと疲れがやってくる。

泣くことに対して、焦りという感情がやってくるのはなんでだろうと考えてみた。

そうすると、子ども時代の記憶が蘇ってきた。

乳児時代、泣いていた時に親が僕をダンボールの中に突っ込んで、川に捨てられそうになったことがあった。

その記憶が自分の子供にも投影していて、早く泣き止ませないと自分も同じことをしてしまうと無意識に感じているのかもしれない。

親が子どもに抱く感情は、自分の子ども時代に抱いた感情を子どもに投影しているだけなのかもしれない。

そう思うと、子どもをどうにかしてあげるというよりも、自分が過去の記憶と仲良くすることが子どものためにもなるのかなと思った。

親と同じ過ちを侵さないようにするために、過去の自分と仲直りすることが必要だ。

親は、頑張って子育てと仕事の両立をしようとしていたが、気持ちの限界が訪れると暴力的になることが多かった。

僕はそうならないように、自分の限界を把握しながら、夫婦共々、疲れすぎないように子どもと接していくことを意識して過ごそうと感じた。

子どもにとって、ほっとできたり安心できる存在として、いられればいいな。

そのためにも自分の子ども時代と順番に仲良くして行動をしていきます。


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