「認知処理療法①」複雑性PTSDが考えてみた
断捨離の番組で、子供が書いた絵を捨てられない母親のシーンで
傷付いてしまいトラウマの傷に支配されてしまいました。
認知処理療法について書いていきたい思います。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が出る理由ですが、
トラウマからの回復が停止している状態です。
なぜ停止してしまうのかというと、
トラウマ関連の出来事から逃げ続けてしまうからです。
本人は逃げているつもりは全然ありません。
なんなら、克服していると思っています。
心身の不調は生まれつきの体質か、他の病気なのか、
精神的に弱いのか、ひとりで悩み続けます。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断される診断基準は、
●死ぬのではないかと思う体験
(戦争、災害、事故、暴力など)
●侵入症状
(フラッシュバック、悪夢、解離、離人感など)
●回避
(トラウマを思い出させるものを避ける)
●認知と気分の陰性変化
(思考・感情が否定的、他者を信用しない)
●過覚醒
(過度の警戒)
●以上の症状が1ヵ月以上続き、社会生活や日常生活に支障がある
何をもって「回避」等と判断するのかは人によって違ってきます。
今までと違う行動を起こして頑張ってみても、
「再体験」や「危険な行動」「別の依存症」に置き変わるだけの場合もあります。
元々混乱しているのに「今、混乱しているのか?」
「その行動は過覚醒の症状なのか?」と自分に問うてみても
回答もなく正解も分からず、時間だけ過ぎていきます。
私には「解離症状」があるので、記憶がブツ切りになります。
そこで役に立っているのが記録です。
日記に細かく情報を書き込み、切り抜きやイラストを貼り付ける等や、
褒めてもらえた事、面白かった映画や本を書き込んでいきます。
後で読み返すと頑張った自分が記録の中にいます。
もっと若い頃から記録していればと後悔しています。
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