複雑性PTSDから見た「認知処理療法②」
今回は「感情」について書いていきます。
同じ「うれしい感情」にも2種類あります。
1、好きな異性から告白された → キレイなうれしい
2、好きな異性が私を見て微笑んだ→※私の事が好きなのでは?
→ 濁ったうれしい
なにが違うかといえば妄想が入るか入らないかです。
濁ったうれしいでは、
「※私の事が好きなのでは?」の部分が段々と
「きっと私の事が好きなんだ」に変化していきます。
感情と思考の区別がつかず、妄想により感情が作られている状態です。
好きな異性が私を見て微笑んだ→うれしい
相手も私の事が好きだ→願望
トラウマの影響で出来事・思考・感情の区別ができなくなっています。
なぜ今も辛いのかと探る為にも意識してみるのもいいと思います。
突然起こるフラッシュバックや気分の落ち込みを観察します。
なにで反応しているのか、音なのか匂いなのか映像なのか?
今まで感じていても表現せず、やり過ごしていた症状も
第三者に説明できるように準備しておく事も必要だと思います。
最近私は「解離する」と相手に伝えるようになりました。
イベントに参加するかの返事をする時、
「自分の中で意見が一致しないので決められない」と言うと
「え?どうゆうこと?」と言われましたww
自分の内面が「青信号」にならないのでOKできないと説明しました。
これも「マイノリティ」と思ったり、
「回避」しているかもと思ったり、
自分を大切にしている行動になるのかな?と考えたりします。