「認知処理療法⑤」考え直しを具体的に書いてみる
バッグを編んでいます。
たまにはクリエイティブな感じを出してみました。
今回は、考え直しを言語化していきます。
頭で理解していても書くことにより整理することができます。
子供の頃から「お前のせいだ」というメッセージを受け続けてしまうと、
それが習慣となり信じ込んでしまいます。
無意識で習慣となっている間違った考えを直していきます。
例として「身内から性暴力を受けた」とします。
そして「それは私が悪いからだ」と考えてしまう根拠を探します。
●私に隙があるからだ。思わせぶりな態度だったかもしれない
→隙がある、思わせぶりな態度だったという証拠は無い。
「私が悪い」という根拠は無いということになります。
根拠に対し、別の考え方(反証)もしてみます。
●私は止めてと何度も叫んだ。
暴力を受けて怖くなり抵抗することができなかった。
本当に嫌だった。
「私が悪いからだ」は事実か?それとも習慣的なのか?
●事実ではない。習慣になっていると思う
「それは私が悪いからだ」=すべて私が悪いが隠れているかどうか?
●隠れていると思う、今までそう考えていた。
続きは次回にします。
わかりにくいかと思いますが、自分を責めてしまう時に心の中で
「私が悪いという根拠は?事実なのか?」と自問します。
問いに対して、正解はありません。