悲しみのクリスマス
恋愛と結婚の専門家、ひろ健作です。
きょうは悲しいお知らせをしなければなりません。
松田聖子さん、神田正輝さんのひとり娘、神田沙也加さんが、
18日夜、亡くなりました。
すでにニュースで報じられ、また文春によるリーク
などを読んで、さまざまな憶測を呼んでいます。
けれどもその多くは、誰々が悪い、かわいそう、不憫、
許せない、自業自得といった感想や評論、解説が多く、
自分のこととしてとらえるものは、そう多くはありません。
なぜなら、やはり他人事だからです。
・自分だったらそんなことは言わない。
・自分だったらそんな男(女)と付き合わない。
そんな風にとらえて、傍観者(共感者)になるからです。
けれども私は、沙也加さんの書き置きメッセージを読んで、
彼女の、どこかふっ切れた優しさが伝わってきました。
女性にあんまり強い言葉は言わないほうがいいよ。
前山くんは沙也加さんのことを「お母さんと一緒だ!」
と暴言を吐きます。
結婚に対する誓約書を書かされた前山くんは、
束縛感でいっぱいだったことでしょう。
元彼女A子さんはいろいろと自由にさしてくれた。
だから沙也加さんの束縛に遭ったらさすがに嫌気が
差してきた。そう想像することは難くありません。
私も前山くんみたいな素性があったから
少なからずわかります。
結婚に対して前向きにならなきゃという気持ちと、
したくない気持ちがあったのだと思います。
とは言え、お母さんとの確執を乗り越え、
今度こそは、と思っていたであろう沙也加さんが
どうしても超えられなかった壁を感じたら、
同棲解消、ノドの不調・・・・・・と追い込まれ、
自らの人生の終止符を打ってしまった。
これは本当に悲しいことです。
でも、ふたりのできごとは、
他人ごとではありません。
売り言葉に買い言葉。
善人が悪人になる。
誰にでもあり得ることです。
だからこそ
彼女の死を無にしない
そう生きたいと思います。
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