スケーティング改善トレーニング ④
スケーティング改善トレーニング受講いただきました。
SUZUKIさんはスケート歴2年半ほど。ドイツ赴任中に始め、本場でたくさんのスケート選手を見て刺激を受けたそうです。うらやましい!
すでにベルリンインラインスケートマラソンも一度経験済みで2時間を切る成績を残しています。
「マラソンでもっと上のスタートブロックで走りたい」(ベルリンは持ちタイムでスタートのブロックが決められている)とのことで、今回はそれにつながるトレーニングを実施していきました。
今回のメイン改善点は、支持脚(乗っている方の足)でした。
これまでは、乗った後そのままインサイドへ倒れてプッシュ動作に入っていて、プッシュせずに滑走している時間が少なくなっていました。そのためスケーティングの中で休む時間がなく、常に脚で押し続けている状態です。休みなく漕ぎ続けるボートのようなもので、長時間のレースでは筋力の限界がきます。
速度を落とさず一漕ぎごとに小休止を入れられればもう少し楽になってくるはずです。今回はフラットからアウトへ乗り込んでいく動作を入れることで、速度を落とさずに体力も使わず滑っていけるようになるのがポイントです。
事前のブリーフィングを踏まえ、実践編では荷重の仕方、重心の移動、体の使い方に時間をかけて行いました。今回は基礎を固め始めたところなので、実際のスケーティングに活きるにはもう少し消化の時間が必要になりますが、スケーティングの道筋は見えてきたかと思います。
スケーティング改善トレーニング
もっと楽に
もっと楽しく
スケーティングを変えることで楽しみを広げます。
スケーティングの癖は十人十色。
体力、骨格、運動歴、用具も違えばスケートをする目的も人それぞれです。当然課題もみな同じではなく、課題が違えば取り組むトレーニングも違うはずです。一人一人のスケーティングをじっくり見ながら、その人に必要なトレーニングを実施していきます。
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