■「自然輝き日記」続けて22年■

※「ちょっとかっこいい写真を撮ってみよう」の記事が『たのしい授業』誌(仮説社刊)2024年2月号に載りました。その記事を書くきっかけは,この「自然輝き日記」を書いていたことです。


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 私は子どもの頃,日記を書くのがとても苦手できらいでした。学校の夏休みの宿題の絵日記とか全くやりませんでした。3日坊主ならぬ1日坊主でした。
 そんな私ですが,教師になってあるきっかけから,デジカメで写真を撮ってWordで文章を打ち,「自然輝き日記」(デジタル版)というものを,2002年の8月1日から始めました。できるときだけやればいいと思って作り始めました。途中2カ月だけ休んだことがありましたが,ほぼ22年間ほぼ毎日打ち続けて今に至っています。

 単純計算で,およそ8100回を超えるぐらい打ち続けていることになります。文章の長短は,その日やその年によってけっこう違いますが,一日一枚だけ打ってみようと思って続けました。
 日記がきらいだった私が何でこんなことを続けられたのか。それは,
 
①デジカメで撮った写真を見てもらうのがたのしかった。
②見てくれた人が,ほんの少しでも「へ~っ」とか「おもしろ~い」と思ってもらえたらうれしいなぁと思ったから。
③たいへんだったらいつやめてもいいと思ったから。

 現に,忙しくて2カ月間休んだこともありました。それでよかったと思っています。そのとき「えっ,やめちゃうの?」って言ってくれた人がいてうれしかったです。
 
 人間,自分が誰かの役に立っている,喜んでもらえると思うと,つまり自分の存在が人に役立っていると思うことに幸せを感じるようです。仮説実験授業を作られた板倉聖宣先生もそう言っておられました。だからと言って「自然日記」を苦しんでまで作ろうと思っていませんでした。いつやめてもいいと思ってましたが,1年間は続けてみようと思っていました。一つの目標があったことも今となってはよかったです。そしていつの間にか“22年”です。これからも続けられたらうれしいなぁと思っています。
 
 左上の画像は,記念すべき「2002年8月1日」に打った第1号です。この頃は調子に乗って一日に二つも出したこともありましたが,今は普通に一日一回です。
 右上の画像は,「2020年10月17日」のものです。大して変わっていません。自然はたのしいなぁ,おもしろいなぁと思って頂けたらいいなぁと思って打っています。
 そして,下の画像は,つい最近2025年1月のものです。飽き性の私がよく続いているものです。


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