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どんな先生が良い先生?

🧡どの塾に通ったら成績が伸びるのか?すべての保護者さんが抱える問題ですね。それは、あなたの成績や性格や、志望校はどこか、住んでいる場所、性別、などにより、100人いたら100通りです。私は、講師との相性が、もっとも重要な点だと思います。

🧡以前、麻生中学に合格したお母さまが、本を出してヒットしました。現役の麻生高校の学生を、家庭教師につけ、合格したという話でした。しかし、誰もが現役の麻生高校の学生さんをつけたら成績が伸びるかというと、そうとは限らないのです。

🧡また、最近3人のお子さんが灘中に合格したお母さんが話題になっていますね。塾に行っていなかったと。しかし、検索してみると、そのお母さんはもと塾の講師をなさっていたのですね。かと言って、厳しいことを言っているわけでもなく、むしろ優しく母性的な方なんです。なるほどと思いました。

🧡私が開塾した時は、慶応大3名・早稲田大2名・東工大1名・神奈川大1名TB大1名の7名のアルバイト学生でスタートしました。アンケートを取ると「分かりにくい」という意見が出ました。授業を見ていると、スラスラ説明しているのですが、生徒が理解しているのを前提に話をしていました。

🧡優秀な学生さんは、「勉強が分からない」ことが分からないのです。塾のバイトが初めてだったりすると、なおさらですね。ですから、生徒の立場になり、生徒の位置まで、おりてきて教えられないといけないかもしれません。

🧡家庭教師の先生が、小5の男の子に「都道府県と県庁所在地を、来週まで暗記!」と宿題を出した。その子は泣いちゃって「家庭教師なんてもういやだ!」と。

その先生、司法試験に落ちて、次までのつなぎに家庭教師してたんです。「そのくらい暗記するのは、当たり前です」と言ってました。先生とミスマッチするとこんなことが起きます。

🧡かと言って、もちろん勉強のできない先生をつければいいと言っているのではありません。勉強のできない生徒の身になって考えることのできる先生。どの教科でも、つまづく個所とポイントがあるので、それを熟知しているベテランの先生若くても情熱があり、子供に教えるのが好きな先生

🧡どこの塾でも、アルバイト学生には厳しい研修を設けて、授業・講師の質を上げるように努力をしていますが、やはり最後は、講師の資質とお子さんの相性が大きいと思います。「私、あの先生が大好きで、勉強が楽しくて仕方ないよ」っていうのが理想。


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