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自己投資の答え合わせ

前回の記事で、私はこう書きました。
「旅行にかけるお金についてずっと悩んでいました。去年は、ストレス発散のため、毎月の残業の合間に海外旅行をして、金額も気にせず走り続けました。しかし今年は、少し余裕ができたことで、旅行費用が気になり始め、自問する日々が続いていました。『旅行=自己投資』として考え、今回も思い切って行くことにしたものの、頭の片隅にずっと『これで本当に良いのか?』という不安がありました。

旅行前の準備も大変でした。航空券やホテルの手配、行きたい場所のピックアップなど、やることが山ほどある中で、心の中ではずっと『本当に行くべきなのか?』という迷いが消えませんでした。そして、追い打ちをかけるように航空券の手配をミスしてしまい、キャンセル料まで発生してしまったんです。そのときは、『これは行くなという神のお告げなのかも…』とさえ思いました。

さらに、仕事が忙しく、帰宅後に具体的な日程を立てる時間も取れず、準備が進まないこと自体がプレッシャーに感じられる日々でした。結局、無理をしてでも旅に出るべきか、ずっと悩んでいました。不安の原因は費用だけでなく、心の準備が整っていなかったことも大きかったのかもしれません。それでも、最終的に旅に出る決意をして、今、無事に帰ってきたところです。」

旅の報告:

今回の旅は8泊9日で、訪れた3つの都市はどれも素晴らしい場所でした。ジョン・ロックの言葉に「いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない」とありますが、まさにその通りだと実感しました。この旅で費やしたお金は約15万円。確かに大きな金額でしたが、それに見合うだけの価値ある体験を得ることができました。旅行中は、人々の優しさに触れ、料理の美味しさを堪能し、言葉の壁を越えて会話を楽しむこともできました。会話の練習にもなり、少し自信がつきました。

特に印象的だったのは、世界遺産に足を運べたことと、毎日3万歩近く歩くほど見どころがあったこと。疲れも感じましたが、それ以上に満足感が勝りました。

また、タクシーに乗った時にぼったくられたかも…と思った瞬間があったのですが、驚くことにそのドライバーが私のために露天で果物を買ってくれたり、予定外の観光地に連れて行ってくれたりしたんです。おすすめの撮影スポットまで教えてくれるというサービス精神には、すっかり感心してしまいました。
旅行の詳細については、別の記事でしっかりと書こうと思っていますが、この旅が私にとってどれほど特別なものだったか、まずはここで伝えさせてください。いかなる準備不足や不安があっても、結果的には最高の体験ができました。

自己投資の答え合わせ:

旅行前に悩んでいた「旅行は自己投資として本当に価値があるのか?」という問いに対して、今ははっきりと「投資してよかった」と答えることができます。

いろんな人と話し、現地の文化に触れることができました。観光地もたくさん回って、それぞれに異なる歴史や風景を楽しむことができました。さらに、おいしいごはんをたっぷり堪能し、心も体も満たされました。それだけでも大満足なのに、写真は3000枚以上撮影していて、その数だけでも思い出を振り返る喜びが増します。

この旅行を通じて、自分の中で何かが変わった実感があります。お金を投資した以上に、心に残る体験を得たことが、何よりの成果です。旅行はまさに「自己投資」として大成功でした。

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