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人と会うのを億劫がらない人は運をつかむ
今日のおすすめの一冊は、本田健氏の『運のいい人、悪い人』(本田健&櫻井秀勲/きずな出版)です。その中から「運を生かす人」という題でブログを書きました。
本書の中に「人と会うのを億劫(おっくう)がらない人は運をつかむ」という心に響く文章がありました。
これまでの80年の人生で、運のいい人、運の悪い人を大勢見てきましたが、人と会うのを億劫がる人の運は弱いような気がします。
自分の人生を振り返ってみて思うのですが、運というものは、人からもらって開けていくものだと思うのです。そうだとすれば、 自分が出会う人の数に比例して、運に恵まれる機会は多くなるでしょう。
また私は、運は動くことで開けていくとも考えています。なにかしらの問題やチャンスに直面したときに、じっくり考えることも大事ですが、とにかく行動してみることで、突破口が開くというのはよくあることです。
もっと日常的なことでいえば、たとえば「○○へ行くチケットが余っている」というときに、「誰か行かないか?」と声をかけられたら、「はいはいはい、私が行きます!」というタイプと、「うーん、それは何時からですか?」というタイプがいます。
この二人を並 べたら、やはり前者のほうが運を引き寄せやすいということはいえます。 人と会うこと、表に出ることを面倒くさがらず、積極的に行動する人は、誘うほうからすれば、話が早くて、誘いやすいわけです。
そうなると、「誰かいないか」となったとき に、「あいつはどうだろう?」と候補にあがりやすくなります。 「誰かいないか」というときというのは、なにも麻雀や飲み会の席に限りません。新しいプロジェクトのメンバーを決めたり、人事で昇格を検討したりする際にも、名前が出たりするようになるわけです。
もちろん人それぞれで、じっくり考えるタイプには、また別のよさがありますが、運の呼びこみやすさから見ると、あと先をあまり考えず、すぐに行動に移せる人、人づき合いが苦手でない、という人のほうが有利だといえるのではないでしょうか。
《人と会うのを億劫がらない人は、運のチャンスをつかみやすい》
何か、イベントやプロジェクトなどを一緒にやるときにも、「話が早い人」かどうかは、大事な要素だ。話が早い人は、主宰者やトップが選抜しやすい人だ。返事が一日かかって返ってくるような人と、即座に「やりましょう!」とか「行きます!」という人の方が誘いやすいに決まっている。
つまりそれが、上から引き上げられやすい人。結局はやるのに、嫌々ながらだったり、熱意が感じられない人は長い人生の中では相当損をしている。
人と会うのを億劫がらない人でありたい。
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