今日のおすすめの一冊は、大前研一氏の『日本の論点 2023~24 「超円安」「分断化」を生き抜く』(プレジデント社)です。その中から「リーダーシップを失いつつあるアメリカ」という題でブログを書きました。
本書の中に「プーチン氏がなぜこれほどまでにキレたのか」という興味深い文章がありました。
◆もし、この話の通り、そもそもの発端がゼレンスキーの支持率を回復させるためだとしたら、我々の見方は大きく変わる。新聞やマスコミ報道では、プーチンこそ大悪人だという論調ばかりだからだ。
しかし、実際にプーチン氏のウクライナ侵攻に反対している国は、世界の人口の中でわずか、13%程度にすぎない。アメリカの同盟国と軍事的保護国だ。そもそも、世界の人口の1位と2位のインドと中国がプーチン氏を支持している。これらの国はロシアとともにBRICSを構成している。
世界情勢は特にファクトチェックが必要だ。その場の雰囲気や勢いに流されると大失敗をする。
様々な情報を集め、判断を誤らない人でありたい。
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