今日のおすすめの一冊は、牛尾治朗氏の『わが人生に刻む30の言葉』(致知出版社)です。その中から「学び続ける」という題でブログを書きました。
本書の中に「春風のように人に接する」という心に響く文章がありました。
◆「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」という言葉がある。これは、秋の冷たい霜や、夏の焼けつく激しい日差しのような、厳しい気候のことをいう。刑罰や権威などが極めて厳しくおごそかであることを指す。日本の検察官のバッジのデザインともなっている。
しかしながら、普段人と接するときは、これとは反対の言葉、「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」でなければならない。春風駘蕩とは、春風がそよそよと気持よく吹くことをいい、温和で、のんびりとして、のどかな人柄をさす。
そして、自分に対しては「秋霜烈日」で厳しく律していく。シビアな自己コントロールだ。それを「自律」という。「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む」自らには厳しく、人には春風を以て接したい。
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