マメさこそが最強の武器
今日のおすすめの一冊は、山崎拓巳氏の『成功へのアクセスコード』(きずな出版)です。その中から「出会う人で人生は変わる」という題でブログを書きました。
本書の中に「乗り越えて、つながる」という素敵な文章がありました。
「このひと、いい感じの人だな~」と思っても、なかなか声がかけられない。「もしかしたら、この出会いが大きな喜びにつながるかも」と予感しても、恥ずかしかったり、尻込みしてしまったり、なかなか勇気が持てるものではない。そんなときボクは、「恥ずかしいのは30秒だけ」と自分に言い聞かせ、声をかけるようにしている。
「お名刺、お渡ししていいでしょうか?」と切り出すのには勇気がいる。恥ずかしいのは30秒。たまたま入ったお店の店員さん、パーティで見かけた魅力的な人、セミナー等で同席する異業種の人、懇親会で素晴らしいオーラを放つ人…次に素敵な人に出会ったら声をかけてみないか?
心に浮かぶ恐怖…「人の壁」、乗り越えてみないか?魔法の言葉は、「恥ずかしいのは30秒」。昔と比べて、本当に人と知り合いやすくなっている。個人個人が電話を持っているし、SNSによって円滑に連絡が取れる、簡単に知り合える時代となってきた。それなのに、人と人のつながりは弱くなって、昔よりも孤独感を抱いている人が多いように感じる。
人の価値観が細分化し、「まったく同じ」とはならず、そこに違和感を持つのではないのだろうか?なので、確固たる関係より、なだらなかな関係が、じつは強い関係と言われる。その違和感に対応するには、たくさんのコミュニティに属することが良策となる。自分のこの価値観で、このコミュニティに接する。異なる価値観は違うコミュニティで、という具合で、自分の多様な価値観を、多様なコミュニティにより満足させる方法だ。
人間関係の長期にわたる構築は、やはり「マメさ」によって保たれるものと思う。数が多くなれば、難易度は増していくが、集まる場に、お祝いの場に、イベントに、少しでも顔を出すということが大切だと思う。出席できないときも、贈り物を届ける等、小さな気配りができている人は大きな人脈を持つことになる。
できないことはできないので、「できることをちゃんとやる」をちゃんと遂行してみる。そんな日々の努力の積み重ねは、より素敵な未来に連れていってくれる。成功は「おつきあい」の延長線上にある、と20歳のときに尊敬する人に教えられ、いまもそのことを学びつづける日々だ。
このコロナ禍では、リアルに人とあう機会は本当に少なくなってしまいましたが、逆にSNSではそのチャンスが圧倒的に増えました。なくなったことを嘆くのではなく、いまあるモノを使い、チャンスを広げていく、というスタンスが今ほど重要な時はありません。今ほど、様々なコミュニティに属することのハードルが下がっている時はありません。
気軽に、色々なコミュニティにリモートで参加してみる、zoom懇親会にも出てみる、ということができる時代です。そして、ポイントはいつの時代も「マメさ」が大事だということ。コロナであろうとなかろうと、「マメさ」はどんなときも人と人を繋げます。「マメさ」こそが最強の武器だと思うのです。
今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす