何も起こらないという幸せ
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『日々の暮らしを楽にする』(Gakken)です。その中から「口から出てくる言葉を肯定的に」という題でブログを書きました。
本書の中に「何も起こらないという幸せ」という心に響く一節がありました。
人は、やっかいなことに病気になったとき、初めて健康のありがたさについて気づきます。普段、健康で過ごしているときは、その幸せに気づかないものです。同様に、断食したとき、食べ物のありがたさや、おいしさに気づきます。
幸せにどっぷり浸かっているときには、幸せに気づきません。
チルチルとミチルが幸せの青い鳥を探しに遠くまで行ったが、結局それは自分たちが住んでいた家の中にいたことに気づいたように、幸せは探しに行くものではなく、気づくものです。自分の身近にあることに気づくことです。何も起こらないという幸せに、気づける人でありたいと思います。
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