今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論2』(致知出版社)です。その中から「万事に丹精を込める」という題でブログを書きました。
本書の中に「ローマ滅亡の理由」という心に響く文章がありました。
◆「本物は続く、続けると本物になる」という東井義雄先生の言葉がある。
100年、200年と続く老舗も本物だからこそ生き残るし、長く続くからこそ信用がある。その場限りの儲けや、自分だけの損得で動いていたら100年続くわけがない。また、当然だがローマ帝国のように仕事より遊興に明け暮れたらすぐに倒産する。建設は死闘、崩壊は一瞬だからだ。
また、「継続は力」であり、「信用」だ。逆に言えば、何事も長く続かない人には信用がない。
そして大事なことは、継続することは、頭の良し悪しや学歴、エリートや非エリートとは無関係で、誰にでもチャンスはあるということだ。唯一、凡人が勝てる戦略でもある。
「ローマ滅亡の理由」を胸に刻みたい。
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