今日のおすすめの一冊は、植西聰(あきら)氏の『「いいこと」がいっぱい起こる!鏡の法則』(王様文庫)です。本書の中から『「気遣い」や「感謝」を伝える』という題でブログを書きました。
本書の中に「コンラッド・ヒルトンの人材育成法」という心に響く文章がありました。
交流分析という心理学の中に、「無条件の肯定的ストローク」という言葉がある。 肯定的なストロークとは、相手の存在や価値を認める言動や働きかけのことをいう。 否定的なストロークとは、相手の存在や価値を否定する言動や働きかけのこと。
無条件の肯定的ストロークとは、何かをしたからほめるというのではなく、相手の存在そのものを肯定し認める言動や働きかけのこと。 それは、勉強したから偉かったと条件をつけてほめるのではなく、あなたがいるだけで幸せ、という存在そのものを肯定する言動。
反対の、無条件の否定的ストロークには、「怒鳴る」、「殴(なぐ)る」、「無視する」といった身体的なものと、「死ね」、「バカヤロウ」、「帰ってくるな」という存在を否定するような言葉を使う、心的なものがある。
ほめるのが上手な人、心の底からほめることができる人は、この無条件の肯定的ストロークの気持ちを心の中に持っている。 あなたがいてくれてうれしい、という感謝の気持ちだ。
心の底からほめつづけることができる人には、限りない魅力がある。
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