今日のおすすめの一冊は、筒井寛昭(かんしょう)氏の『仏様からのアドバイス』(ワニブックス)です。その中から「心の穢(けが)れを祓い、磨く」という題でブログを書きました。
本書の中に「仏様のほほえみ」という心に響く文章がありました。
「絶望した人間に笑いを蘇らせることは、その人間を生き返らせることに他ならない」 ピーター・ドラッカーの言葉だ。
「苦境に立たされたとき」、「もうこれまでと悲嘆にくれたとき」、そこにユーモアや笑いがあると、「もう一度やってみよう」というひそかな勇気が湧いてくる。 笑いは希望を引き寄せるからだ。
だから、悲しいときほど、苦しいときほど、ほほえみが必要だ。 引き寄せの法則にあるように、ほほえみは、ほほえみを引き寄せるからだ。 ほほえみは「微笑み」。大笑いするようなバカ笑いとはちがう。悲しみを湛(たた)えた「微笑」もあるのだ。
アルカイック・スマイル で有名な、京都広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)。 苦しいときも、弥勒菩薩のようなほほえみを浮かべられる人でありたい。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす