小さなことに大きく感謝する
今日のおすすめの一冊は、鍵山秀三郎氏の『困ったことばかりでも、何かひとつはよいことがある。』(PHP)です。その中から「恩の程度が、その人の程度」という題でブログを書きました。
本書の中に「小さなことに大きく感謝する」という心に響く一文がありました。
人は、大きなことには感謝できるが、小さなことには、なかなか感謝できない。例えば、「命を助けてもらった」等の大きなことには、誰もが感謝するが、レストランで、お水を注いでもらったり、料理を運んできてもらったりした時に、「ありがとう」という人は意外に少ないものだ。
些細なことだから、当たり前のことだから、お金を払っている客だから、と思っている人はなかなか感謝しない。大事なことは、まわりの人はその小さな行為をよく見ているということ。そして、そんなことで、その人の評価が大きく上がったり、下がったりもする。
小さなことや些細なことに感謝出来ない人は、幸せを見つけるのが下手な人でもある。幸せはやってくるものではなく、見つけるものだからだ。だから、不平不満ばかりがたまり、人やまわりのせいにする。
大事なことは、日々、日常、あらゆる場所で、小さなことに大きく感謝すること。するとそれが習慣となり、感謝するようなことがドンドン押し寄せるようになる。
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