今日のおすすめの一冊は、渡部昇一氏の『人生を創る言葉』(致知出版社)です。その中から「カーネギーの心がけ」という心に響く文章がありました。
本書の中に「裸にて生まれて来たに何不足」という心に響く文章がありました。
◆禅に、「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」という言葉がある。生まれた時は本来、もともと、何もなかった。もともとが「無」なのだから、怨(うら)んだり、妬(ねた)んだり、執着することもない、ということだ。
しかし、「無一物中、無尽蔵(むじんぞう)」という言葉もあるように、もともと何もないと思っているが、手もあれば、足もあるし、息もできる。まさに、有り難い宝物を我々は、無尽蔵に持っている。
文句を言ってはバチが当たる。「裸にて生まれて来たに何不足」人生、開き直れば、なんでもできる。
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