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ほんものはつづく
今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『生き方のセオリー』(致知出版社)です。その中から「バカにはなるまい」という題で東井義雄先生のことを書きました。
東井義雄先生の「ほんものはつづく」(森信三先生講述/中・高生のための「人間の生き方」・親子教育叢書)という心に響く言葉がありました。
自分は自分の主人公 世界でただ一人の自分を創っていく責任者 九(苦)をのりこえなければ 10のよろこびはつかめない。 九九を通らなければ 100のしあわせは得られない。 ほんものとにせものとは 見えないところのあり方で決まる。
「ほんものはつづく つづけるとほんものになる」 すべて見える世界は、それの幾層倍もの 見えない世界にささえられてそこに存在している。 尊いもの、美しいもの、善なるものも みんな謙虚な人のところへ集まってきて、その人のものとなる。
二度とない人生。二度とない今日ただ今。 生きているということはどんなにすばらしいことなのか、どんなにただごとではないことなのか、いちばん身近な人のおかげが見えないようではしあわせにはめぐりあえない。
亀は兎になれない。しかしそのつもりになって 努力すれば 日本一の亀になれる。 君は、君をりっぱにする世界でただ一人の責任者なんだね。
自分の責任者は自分。 だから、失敗も挫折も、不運も、起きてしまったすべての結果は、人のせいにすることはできない。
自分自身を一個の会社とするなら、自分は社長だ。 全ての決定と、その結果の責任は自分が取らなければならない。氷山の見える部分は全体の10%に過ぎないという。これはヒット商品や成長している会社とも似ていて、見えている部分は華々しいが、実は、見えない部分にこそノウハウや努力の結果が隠れているということになる。
「ほんものはつづく つづけるとほんものになる」 努力の積み重ねなしに、本物に近づくことはできない。
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