クラスで一番になる方法
今日のおすすめの一冊は、つんく♂さんの『一番になる人』(サンマーク文庫)です。
本書の中から、ブログには書ききれなかった素敵な言葉を、いくつかピックアップしたいと思います。
◆売れる凡才と売れない凡才、売れるプロと売れないプロ、その違いを明らかにし、その差をうめていけば、自分も売れる凡才になれるし、売れるプロになれる。そう確信した僕は、売れているバンドや曲を徹底的に観察し、分析することに時間を費やすことにしました。
◆その道に入ったばかりの初歩的な段階から見ると、どのプロも雲の上の存在に見えます。かつての僕がそう思ったように。でも、安心してください。ある程度のプロには、段階さえ踏めば必ずなれます。第一の段階は、自分のやろうとしてい対象を分析できることです。
◆プロといってもたかが知れているのです。そう思えるかどうかが、じつはとても大切です。なぜなら、むずかしいのは、そこからだからです。カリスマと呼ばれる人は、ただのプロとどう違うのか。それは最後のひとさじ加減が決定的に違うのです。その絶妙なさじ加減をだれにもまねのできない、自分のものにしている人間が、カリスマと呼ばれる人たちなのです。
◆凡人は人に教えているうちに、自分の技能も高くなっていきます。人に教えることで、あやふやだった方法や理論、技術が明確になっていくからです。人に教えること自体が、ノウハウを洗練させる方法になっていくのです。
◆世界のトップになれなくても、クラスで一番くらいには誰でもなれる。訓練あるのみ。でも、クラスで一番になれないと世界一にはなれない。それは「教室内ニッチを見つける」こと。それはたとえば、ものまねがうまい。黒板を拭くのがきれい。似顔絵を描くのが得意。ポケモンに詳しい。将棋が強い。歌うのがうまい。メシを食うのが速い。
◆「損して得とる」という言葉がありあmすが、「得」ではなく、「徳」をとる。つまり、「損して徳とれ」の気持ちで、相手の期待をつねに上回るサービスを提供する。それが、じいちゃんとばあちゃんからたたき込まれた「サービス根性」という精神です。お客さんに期待を上回るサービスを提供して喜んでもれば、それは「徳」を得ることでもあるのです。
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