誕生日の本当の意味
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『宇宙を解説 百言葉』(イースト・プレス)です。その中から「運は動から生ず」という題でブログを書きました。
本書の中に「誕生日の本当の意味」という心に響く文章がありました。
◆人として、最も悲しいことは、自分の存在を無視されたときであり、存在を認めてくれなかったとき。
「おまえなんかいらないよ」「死んじまえ」「出ていけ」「二度と会いたくない」等々の存在を無視する言葉や、「目を合わせない」「挨拶しない」とか、「なぐる」「叩く」等の動作や行為。
反対に、自分の存在を認められた時ほどうれしいことはない。 その究極の言葉が、「 あなたがこの世に生まれてくれて、ありがとう」。
「またひとつ年をとっただけでうれしくともなんともない」などと年配の人がシニカルに言うことがある。 皮肉っぽく、あざ笑うような態度をシニカルというが、これは不機嫌と同義語。
不機嫌は伝染(でんせん)する。 だれかに何かをもらったら、どんなものでも「ありがとう」とニコニコして受け取るのが真に成熟した大人。 「不機嫌は最大の罪」という言葉があるが、逆に、機嫌のいい人は、まわりを幸せにする。
誕生祝をしてくれたら、上機嫌で「ありがとう」とその感謝の気持ちを受け取る。 「いくつになっても誕生祝いはうれしい」という人には限りない魅力がある。
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