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代理を立てる
今日のおすすめの一冊は、スティーヴ・ギルマン氏の『いますぐ「ラッキー!な人」になれる』(サンマーク出版)です。その中から「正しい場所にいますか?」という題でブログを書きました。
本書の中に「代理を立てる」という心に響く文章がありました。
ロナルド・レーガンは米国の大統領として在職中、実にたくさんのことをしました。 なかには、本当に彼がしたのかと不審に思うこともありましたが、本当に彼がしていたのです。休暇をとり、午後には執務室で必ず昼寝をするのに、なぜ、あんなに精力的にたくさんのことがこなせたのでしょうか?
多くの幸運な人たちがそうであるように、彼もまた、代理を立てるコツを知っていたのです。
ケヴィンは家を改装する際、自分では手を下していません。工事請け負い業者にまかせていたのです。家を探すのもプロを雇い、セールスはまた別のエージェントに頼んでいました。 ケヴィンは自分の仕事にだけ専念すればよかったのです。どうしたら顧客に喜んでもらえる家を提供できるか考える、ということに。
小さなビジネスが決して一定以上のレベルを超えられない理由のひとつは、オーナーが全部自分でしようとするからです。代理の者にまかせようとしないのです。
たとえばこんなピザ屋はどうでしょう? オーナーがピザの材料の手配から生地をこね、焼き上げるまですべてをして、しかも自分でデリバリーしていたら? 店舗を増やすためのエネルギーと時間は、いつまでたっても持てないでしょう。
◆事業を大きくしたり、新しい仕事を増やそうとするときは、今の自分の仕事を人に任せるしかない。人に任せるコツは、「重箱の隅をつつく」のではなく、「重箱の隅を杓子(しゃくし)で払う」気持ちですることだ。たとえば、味噌の入った重箱を、杓子(しゃもじ)で払えば隅に味噌は残る。ささいなことには干渉せず、大目に見るということ。
「片目を閉じて見る」ということでもある。自分と同じようにはいかないと腹をくくり、任せきるということ。
「代理を立てる」ことができる人でありたい。
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