今日のおすすめの一冊は、曾野綾子氏の『人間の分際』(幻冬舎新書)です。その中から「説教と、昔話と、自慢話はしてはいけない」という題でブログを書きました。
本書の中に「運命をやんわり受け入れられる人」という心に響く文章がありました。
人間の価値は、思い通りにいかなかったときに、どう考えるか、どんなふうに行動するかによってわかる。
どんな理不尽なことでも、それを従容(しょうよう)として受け入れるか、それとも不平不満と愚痴のオンパレードで過ごすのか。 うまくいかなかったり、落ちぶれてしまったときに、どう動くか。
見苦しくジタバタするのか、はたまた従容という、(危機のときにも)ゆったりとして慌(あわ)てて焦(あせ)ったりせず、淡々と受け入れる。 「入れなくてよかった」「失敗してよかった」「うまくいかなくてよかった」と考えることができる人は、うまくいかなくても、必ず何度でも立ち上がることができる。
運命をやんわり受け入れられる人、でありたい。
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