神さまをやる気にさせる方法
今日のおすすめの一冊は、ひすいこたろうさんの『3秒でハッピーになる名言セラピー』(ディスカヴァー)です。その中から「会社が500年生き残る秘密」という題でブログを書きました。
本書の中に「神さまをやる気にさせる方法」という心に響く一節がありました。
まわりの人から愛されて、楽しいことが次々に起こる方法をお伝えしましょう。 これも見方道・家元・小林正観さんから教わったことなんですけどね。 まず、あなたのまわりで、「この人が困っていたら、私はなんとしてでも助ける」という友人を思い浮かべてください。
どうして、あなたはその友人を思い浮かべたのでしょうか? その人のどんなところが、あなたを助けたくさせているんだと思いますか? それがわかると、楽しいことが次々に起こる秘訣がわかります。
あなたが思い浮かべた友人は、ちょっとしたことでも、とても喜んでくれる人ではありませんでしたか? 動物にはない人間だけの本能。 それは、「喜ばれるとうれしい」と感じることだそうです。 だから、喜んでくれる人は、愛されるのです。 喜ばれると、人はやる気になりますから。
ところで虹をよく見る人って、どういう人かわかりますか? 虹が大好きな人なんです。 茶柱が立つ人って、どんな人かわかりますか? 常日ごろ、茶柱が立つとうれしいって、強く思っている人なんです。
もし神様がいるとしたら、やっぱり、ちぃちゃなしあわせや、ささいなことでも、喜んでくれる人のために働こうか、と思うのではないでしょうか? なにをしても、ブスッとしてる人。 ちょっとしたことでも、喜んでくれる人。 あなたはどちらを応援したくなりますか?
たとえば、自分が読んで感動した本や、見て感激した映画を誰かにすすめたとき、「ああ、そうですか」と何も反応のないような人がいます。 反対に、すぐにメールや携帯で、「あの本、メチャクチャよかった!ありがとう」と言う人もいます。
次回、どちらの人に貴重な情報を伝えたくなるのかは、言うまでもありません。 そんな理由で、運やチャンスが、どんどん来る人と来ない人ができてしまうのです。
たとえば、講演会を開催したようなときも同じです。 この人はきっと喜ばないだろうな、という人にはだんだんと知らせなくなります。
「箸(はし)が転んでもおかしい年頃」という言葉があります。 若い女性に使う言葉ですが、これは実は、男も女も、若い人も年配者にも必要な感性です。 たわいもないことに「笑う」「おもしろがる」「喜ぶ」という感性です。
人は、喜んでくれる人には、もっと喜ぶようなことをしようと思います。それが「神さまをやる気にさせる方法」。 喜び上手な人でありたいと思います。
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