今日のおすすめの一冊は、萩本欽一氏の『欽言力(きんげんりょく)』(日本文芸社)です。その中から「人生、無駄にこそ価値がある」という題でブログを書きました。
本書の中に「危険な道にしか成功はない」という心に響く文章がありました。
◆人は、困ったことがおきたり、崖っぷちに追いつめられたりしたときに、ようやく真剣に考えるようになる。病気になって初めて、その病気に詳しくなったり、養生を考えるのと同じだ。
安全なとき、保障されているとき、守られているときは、何も考えない。危機が起きて初めて、我がこととして必死になり、本気となる。
明治維新は、多くの人たち、とりわけ幕府の人たちにとっては、もっとも困ったことであり、嫌なことだった。しかし、誰かが困る度合いが大きければ大きいほど、変革の幅は大きい。
どんなに困ったことが起きても、そこから逃げなければ、それをスーパーチャンスにできる可能性がある。「ピンチはチャンス」と、1歩でも前に進み、運をつかみたい。
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