今日のおすすめの一冊は、田口佳史(よしふみ)氏の『超訳 言志四録 佐藤一斎の「自分に火をつける」言葉』(三笠書房)です。その中から「春風駘蕩、秋霜烈日」という題でブログを書きました。
本書の中に「片目をつぶって見る」という心に響く文章がありました。
◆これは、なにもリーダーだけでなく、家庭での親の立場でも同じだ。
結婚式でよく聞くスピーチがある。 「結婚前は両目をしっかりあけ、結婚したら片目をつぶって見る」 という言葉だ。 これは、なにも結婚だけの話ではなく、人間関係全般に言えること。 本当は、「片目はつぶり、もう一つの片目は薄目でボーッとみる」くらいでちょうどいい。
人に完璧を求めれば苦しくなるだけだ。 長い人生においては、間違いをおかすこともある。だからこそ、「許し」が必要なのだ。
「片目をつぶって見る」という言葉を胸に刻みたい。
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