欽ちゃんの「運」を引き寄せる言葉
今日のおすすめの一冊は、ひすいこたろうさんの『常識を疑うことから始めよう』(サンクチュアリ出版)です。その中から「今いるところから始めよ」という題でブログを書きました。
本書の中に萩本欽一さんのとても素敵な言葉が書いてあったのでシェアしたいと思います。
《したくない仕事しか来ないんです。でも、運は、そこにしかない》(萩本欽一)
欽ちゃんが独立したとき、所属事務所には「司会の仕事はぜんぶことわってください」と頼んでおいたのだそうです。司会の仕事は自分にはむいてない、やりたくないと思っていたようです。しかし、ふたをあけてみると、司会の仕事しかこない。
そして、やってみた結果は、司会の仕事で大ブレイク。そのときに、自分がやりがいことよりも、人があいつにこういうことをやらせたいというものにこそ運があると感じたのだそうです。
《運なんて、すごく変なところから飛んでくるんだから》(萩本欽一)
どこかに、自分の可能性の扉をひらく特別なドアがあるんじゃないんです。そんな扉は探さなくていい。なぜなら、どこにでもあるから。あなたがホンキでのぞむとき、すべてが扉になります。そして、ホンキでやっていれば、まわりの人が、あなたが行くべき場所にちゃんと連れていってくれるものです。
僕はいま、本をつくることが楽しくて仕方ありません。「休みの日に何したい?」って聞かれたら、「本をずっと書いていたいです」って即答します。書くことなんて大嫌いだったのに不思議です。人って、想像を絶するほど変われるんです。心からの実感です。
欽ちゃんは「運」に関する名言が数多くあります。
《若いときに自分の意見を押し通すと「運」はやってこない》《ひどい目に遭ったときは「運」がたまっている》《いい言葉を使えば「いい運」がさらによくなる》《運は遠いところからやってくる》《運の神様はサービスする人が好き》《損から入ると運がたまる》《いい運は苦手なところにある》《ダメなときほど運はたまる》《負けたほうが運がたまる》《不運のときは運をためている》《イヤなほうから幸運の矢が飛んでくる》
運についての欽ちゃんの言葉は、一般に言われていることと真逆のように感じられます。不運なことや、嫌なこと、ダメなことがあったときは、普通、人はツイてない、とただ落ち込んでしまうだけです。しかし、欽ちゃんは「そういう時こそ、運がたまっているときなんだ」と言います。
だから、そういう嫌なことがあったときは、愚痴や文句、不平不満を言わないことなんですね。せっかくそこに運がたまっているのに、そういうネガティブな言葉で帳消しになってしまいますから。
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