今日のおすすめの一冊は、ひろゆき氏の『ひろゆき 100の言葉』(Gakken)です。その中から「謙虚だと思わせる立ち居振る舞い」という題でブログを書きました。
本書の中に「稼ぐスキルを教えること」という心に響く文章がありました。
◆「アメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と、米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が、インタビューで語った。
現在は、この65%という数字には根拠がないことが分かっているが、いずれにしろ、現在の小学生の半分近くが、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろうことは確かだ。ということは、今の大人が子供に将来の就職のアドバイスをするのはかなり難しいということ。現在存在しない職業に対する進路指導はできないからだ。
親や先生は今の価値観で、今一番もてはやされている仕事をすすめがちだ。しかし、その業界や会社が今ピークを迎えているとしたら、後は下降線を下がるだけだということ。
未来の明確な目標設定をして、そこに向かって進んでいくことも大事だが、今、自分の「好き」や「興味のあること」を究めることで、良き偶然を手に入れる、という人生の方がもっと面白くて冒険ができる。
だからこそ、今勉強していない大人は、子供に「稼ぐスキルを教えることはできない」、と自覚しなければならない。
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