イヤなことを言う人
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『おもしろすぎる成功法則』(サンマーク出版)です。その中から「バランスの法則」という題でブログを書きました。
斎藤一人さんは本書の中で「イヤなことを言う人」についてこう語っています。
世の中には、いろんな人がいるものです。あなたが「触れてほしくない話題」に対して、ズケズケと言ってくる人もいるでしょう。たとえば、なかなか結婚しない人に対して、「早く結婚して、ご両親を安心させてあげなさいよ」とか。子どもがいない人に対して、「早く可愛いお孫ちゃんの顔を、親御さんに見せてあげなさいよ」とか。
しかし、結婚するかどうか、子どもを産むかどうかは、すべて本人が生まれる前に、選んで決めてきていることなんだよね。「結婚する」と決めてきている人は、時期がくれば、必ず結婚します。「今生では、結婚しない」と決めてきている人は、結婚はしない代わりに、仕事やライフワークにいそしむことになるんです。
だから本来は、親であろうと、親戚であろうと、結婚や出産に、口をはさむべきではないんだよね。なかなか結婚しない息子や娘に対して、「あんた、なんで嫁が来ないの?」とか、「いつまでも選り好みしていちゃダメよ」とか、「このままだと行き遅れになっちゃうわよ」などと、何度も何度も言うことは、「いじめ」と一緒だよ。本人が言われてイヤなことを何度も言うのは、言ってはゴメンなさいだけど、親や親戚のほうが「魂が未熟」ということだよね。
この問題を解決する方法は、ひとつしかありません。「親や親戚は放っておいて、自分が魂を向上させる」これにつきるんです。自分の魂が上がると、あなたに「傷つくようなことを言う人」は、なぜかそばに来られなくなります。
世の中には、「波長の法則」というものがあります。「波長」とは、その人がいつも心で強く思っていることが、「見えない電波」のように出ているもので、「自分の出している『波長』と同じ電波を放っている人だけが、長く一緒にいられる」という法則があるんです。だから、「イヤなことを言う人」とは、違う「波長」になってしまえば、長く一緒にいいることはなくなるの。
もしくは、イヤなことを言う人とたとえ離れられなくても、あなたの「魂のステージ」が上がってしまうと、いままでいちいち気になっていたことが、なぜか気にならなくなるものなんですよ。誰かがイヤなことを言ってきても、「ああ、私をビシビシ鍛えようとしてくれているんだわ。ありがたいわね~」と“美化”して受け止めることができます。また、向こうが何を言ってきても、平気の平左で、「ああ、そうですか」「まあ、それはそれは…」とさらりとかわせる自分になれるんです。
あなたが魂のステージを上げてしまえば、あなたはいちいち傷つくことはなくなります。イヤなことを言う人がいたら、「よーし、魂のステージをうんと上げるチャンスだな!」と思ってくださいね。こうやって、気合いを入れて生きれば、どんな問題が来ても、スカッと解決することができるのです。
イヤなことを言う人は、自分ではイヤなことを言っているという意識がありません。「相手のためになるから言っている」と本気で思っています。だから、嫌がられようが、面倒がられようが何度も同じ「イヤなこと」を話し続けます。つまり、相手を変えることはできません。だからこそ、自分が変わるしかないのですね。
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