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今ある幸せに気づくこと
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『この世を天国に変えるコツ』(徳間書店)です。その中から「場数を踏めば魅力も増える」と題してブログを書きました。
本書の中に「今ある幸せに気づくこと」という心に響く文章がありました。
一人さんは、今日も生きていられるだけでありがたい。笑っていられることに、感謝しかないんです。今ある環境が特別なものだと知っているから、不満なんて出てきません。せっかく与えられた幸せな環境なのに、そこですら楽しく生きられないようでは、どこへ行っても不幸なの。
「これがあれば幸せになれるのに」と思っているものを手に入れたって、すぐにまた新たな不満に支配されるだろう。今あるもの、自分が持っているものに感謝し、ここで楽しむ気持ちがなきゃ、波動の法則から言っても未来は暗い。
一つ、自分が持っているものに目を向けられるようになる方法を紹介しましょう。
あなたには、体があります。もしかしたら、どこか不具合はあるかもしれないけど、目が見える、耳が聞こえる、声が出せる、おいしいものが食べられる、自分の足で立って歩ける、内臓が正常に機能している...そんなふうに、できることがたくさんあるよね。体の全部がまともに動かない、ということはないと思います。
じゃあ、その体をお金に換算してごらん。 これはあくまでもたとえ話で、法に触れるようなことを想像しないでもらいたいんだけど。 もし、「あなたの耳を50万円で売ってください」という人がいたら、あなたはどうしますか? 考えるまでもなく、断ると思います。
耳がなくなったあとの不自由を 思うと、いくらお金を積まれても応じられません。 目がなくても、鼻がなくても、臓器がなくなっても困ります。 体のなかで、どれ一つとして不要なものはない。どれだけ大金を積まれても、体を切り売りすることなんてできないよな。
つまり、私たちは生まれながらに莫大な財産を持っているわけです。 目玉1個、腕1本にしたって、とんでもない価値がある。この事実に気づくことだよ。 あなたに健康な体があるのは、当たり前じゃない。それこそ、何億、何兆というお金を毎日持ち歩いているのと同じなの。
同じように、もしあなたが今、毎日を平凡でつまらないと感じているとしても、そんな日常だって、いくらお金を出しても買えないぐらいの価値があります。 そう思えば感謝が湧くし、豊かな気持ちにもなるよね。 笑いながら豊かな波動を出していれば、豊かさが豊かさを呼び、本当に成功して豊かにもなると思います。
◆あれが足りない、これが不足だという「無いものを数える人生」はいつまでたっても幸せにはならない。これは、「夢」や「目標」を追い求める人生でもある。あの夢が叶ったら、この目標が達成したら、幸せになれるという人は、達成したらまた次の「夢」や「目標」を追い求める。自分の「夢」や「目標」を達成するのに必死で、余裕がなく、いつも不満で不機嫌な人が多い。
それとは違って、いまある幸せに感謝して楽しく生きる人生もある。「今ある幸せに感謝して生きる人生」だ。いつもニコニコして、余裕があって、感謝して、機嫌よく生きている人だ。そういう人には、多くの人がまわりに寄ってくる。そして、さまざまな頼まれごともやってくる。
頼まれごとは、楽しそうに生きている人にしかやってこない。頼んだら怒り出すような人には頼まれごとはやってこない。それが「頼まれやすい顔」をしている人。
今ある幸せに気づき、感謝して生きる人生でありたい。
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