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運をよくしたいなら

今日のおすすめの一冊は、植西聰(あきら)氏の『運と友だちになる習慣』(日本実業出版社)です。その中から「福受け尽くすべからず」という題でブログを書きました。

本書の中に「運をよくしたいなら」という心に響く文章がありました。

運をよくしたいなら、誰かに何かをしてもらうより、誰かに何かをしてあげることです。求める立場から、与える立場になったとき、人は、一緒にいる人の心を温めることができます

そして、与えることのできる人は、誰の目にも、魅力的な人に映ります。

また、意外かもしれませんが、自分から与えることを意識するようになると、欲しいものが手に入りやすくなります。求めてばかりいるときは手に入らなかったものが、与える側になると手に入るなんて、考えてみると不思議です。

しかし、その理由は簡単です。「情けは人のためならず」(人に情をかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがては巡りめぐって自分に返ってくる。だから、人には親切にせよという意味)

ただし、最初から見返りを求めてはいけません。下心は、マイナスのパワーを持っているからです。見返りを求めず、無理のない範囲で、「お役に立てれば私も嬉しいです」というプラスの気持ちで、相手が喜ぶような行動をすることが大切です。

ちょっとしたことでいいのです。日常生活の中で、そのような場面が増えるたび、心にはプラスのエネルギーが増えて、幸運を引き寄せることにつながります。

無能唱元師はこう語る(『人蕩(ひとたら)し術』日本経営合理化協会より)。

「魅(み)は与(よ)によって生(しょう)じ、求(ぐ)によって滅(めっ)す」

人蕩(じんとう)の極意は簡単です「与えればよい」。答えは恐ろしく単純です。すなわち、あなたが他人に何かを与えれば、あなたに「魅(ひ)きつける力」は生じ、あなたが他人から何かを取ろうとすれば、その力は即座に消えてしまうのであります。

人に与えるものは、お金や物だけではない。笑顔や、感謝、あるいは愛のある言葉、優しい言葉も、もらったら嬉しい。これらはすべて、自分が充分に満たされていなければ、出すことはできない。ないものは出せないからだ。

魅力ある人をめざしたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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