今日のおすすめの一冊は、石山恒貴(のぶたか)氏の『地域とゆるくつながろう!』(静岡新聞)です。その中から『サードプレイスができる「まち」』という題でブログを書きました。
本書の中に『「大きな物語」ではなく「小さな物語」を語ろう』という心に響く文章がありました。
多くの人は、まちおこしや商店街の活性化という話になると、大きなことを考え、大きなことをしなければ変わらないのではないか、と思ってしまう。何億という予算をつけて、大規模な改装を重ね、大きな建物を作ろうとする。それが「大きな物語」。
本当は、「変革とはたった一人から始まる」ということを忘れている。そのたった一人が面白がって、楽しみながらコツコツとやっていることをみて、一人、また一人と同志が増えて行き、それがやがて大きなうねりになるのだ。
最初は、自分以外、たった2,3人しか集まらないときだってある。それでも、楽しいから続けていく、何回も何回も、淡々と続けていく。自分の思いを語っていく。それが「小さな物語」だ。そして、それがサードプレイスとなる。
まちおこしや商店街の活性化も、まさに商店主が自分の店をサードプレイスにしようと考えることからすべてが始まる。
自分の好きなことを始めよう!たった一人から始めよう!「小さな物語」を淡々と、そして、面白そうに、楽しそうに語り続ける人に…。
サードプレイスをつくろう!
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