今日のおすすめの一冊は、鎌田實(みのる)氏の『空気は読まない』(集英社)です。その中から『「当たり前」病』という題でブログを書きました。
本書の中に「病院でのチェロの演奏」という心に響く文章がありました。
マザーテレサは、「死を待つ人の家」を開設し、行き倒れの人や、道端で倒れている瀕死の病人を見つけると、ここに連れてきた。
マザーは、「たとえ、人生の99%が不幸であったとしても、最後の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」と語り、最後の瞬間を安らいだ気持ちで過ごしてもらうよう手厚く介護した。そして、ほとんどの人が、息を引き取るとき、「ありがとう」と言って亡くなったそうだ。
最後に、「ありがとう」と言ってあの世に旅立てる人は幸せだ。途中がどうであれ、この世を離れるとき、よい波動だけを残していけるからだ。「ありがとう」の言葉はどこまでもあたたかい。
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