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趣味の違い

今日のおすすめの一冊は、ひすいこたろう氏の『あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる』(ディスカヴァー)です。その中から「ママを助けるために生まれてきた」という題でブログを書きました。

本書の中に「趣味の違い」という心に響く文章がありました。

Q『近くにいる人が、ため息をついたり、 「しんどい」「めんどくさい」などの ネガティブワードが口癖で、正直、疲れる。』 

この人は、しんどがるのが「趣味」なんだと思う。

 「人は、ポジティブであらねばならない」という信念があると、ネガティブな人を裁きがちになってしまいます。ただ、よく考えてください。不平不満・グチがあるから、 それを解決するためのサービスが生まれて僕らの生活は便利になってきた歴史があるんです。 

ネガティブにも役割はあるのです。どっちがいい、ではなく、どっちもいい。 どっちにもそれぞれの良さがある。それくらいゆとりを持たせておくと、おおらかになれます。 そもそも、いい・悪いで考えるから、悪人が生まれます。そこに裁きが生まれます。そして、究極、戦争になります。善と悪はコインの裏表でセットです。

善悪ではなく、上下でもなく「趣味(好み)の違い」だと思ったら、裁かなくなります。

オーケストラが好きなのか、ロックが好きなのか、演歌が好きなのか。はたまたカレーは辛口が好きか、甘口が好きか(ひすいはカレーは断然甘口派です)。それくらいの違いとして認識しておけば、ケンカになりません。

いい・悪いでジャッジせず、すべては「趣味の違い」と考えてみてください。「芸風の違い」ととらえてもOK!(笑)すると、人に対して優しくなれます。

◆よく物の本には、「ネガティブな言葉ばかり吐く人からはすぐに離れろ」と書いてある。不機嫌な人と一緒にいると自分まで不機嫌になってしまうからだ。これは、基本セオリーだが、どうしても離れられない人もいる。

それはたとえば、上司だったり、同僚だったり、家族だったり、する。そういう場合有効なのがこの『この人は、ネガティブなことを言うのが「趣味」なんだと思う。』という言葉。

「好みの違い」でも「芸風の違い」でも可。すると、人の言動が気にならなくなる。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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