考えて解決する問題など皆無である
今日のおすすめの一冊は、カスピアン・ウッズ氏の『まじめなのに結果が出ない人は、「まわりと同じ考え方をしている」という法則』(三笠書房)です。その中から「いいアイデアそのものには、価値などない」という題で書いてみました。
たとえ、何百万と儲かる金儲けのアイデアがあったとしても、それを実際に実行しなければ、ただの絵に描いた餅になってしまいます。どんなに多くの本を読み、知識を得たとしても、それをアウトプットしなければ、誰もそれをわかりません。つまり、アイデアや知識そのものには価値はないということです。
それは、ひとりよがりの自分だけが夢見る空想と同じです。「酔生夢死(すいせいむし)」という言葉がありますが、なにもしないで、酒に酔ったように、夢見心地で一生を終えることをいいます。口先だけで、頭の中で理想を追っているようなフワフワした生き方です。
齋藤一人さんは、成功する人はともかく行動する人だといいいます。そしてこう語ります。『行動する人っていうのは、失敗も多いけど成功も多いの。何もしない人っていうのは、何も起こりようがないんだよ。宝クジも買わない人は、絶対当たらないのと同じで。行動して、また考えて、行動する。まずは行動する。よく考えてる人は行動しないからね。行動しながら考える、行動しながら考える。失敗したら反省なんかしている暇ないからね(笑)。次をやる。そのくりかえしだね。いつの時代も成功とは行動だね。』(斎藤一人 すべての悩みに答えます)より
行動ってアウトプットです。日頃からアウトプットに慣れていないと、行動は鈍ります。もし、世の中に対して、一切アウトプットをしないでいたら、その人の存在はすぐに忘れられてしまいます。存在しないのと同じことになります。「アイデア」と同じで、発信が大事なんですよね。
行徳哲男師は、『現代人は考えすぎる。しかし、考えて解決する問題など皆無である。問題を解決するには行動するしかない。考えることは行動にブレーキをかける。考えるから行動しない。行動渋滞が起きる。行動しなければ証は何も得られない。禅の教えにもある。「行ずれば証はそのうちにあり。行ぜずして証は得ることなし」と』頭で考えるから、動けなくなる。感動という言葉はあるが、理動という言葉はない。つまり、感じて動くことはできるが、理屈で動く人はいない。』
いくら考えても、行動しなければ何事も解決しない、物事は一つも動かないということですね。
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