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何かポジティブなことを言う
今日のおすすめの一冊は、チャーリー・ジョーンズ氏の『「成功おじさん」の最優先ルール』(PHP研究所)です。その中から『上に立つ人は「 読む人」』という題でブログを書きました。
本書の中に「何かポジティブなことを言う」という心に響く言葉がありました。
《「成功おじさん」が最初にすすめること》 生きることを学ぶには、ポジティブな姿勢と心の眼、このふたつを育てることから始めよう。
【第一に、誰に対しても、どんなときでも、何かポジティブなことを言う。】
そんなことは不可能だって? わたしは、そうしなければならないと言っているのでなく、そう努めるようにと言っているのだ。達成はできないにしても、常に「成長の途上にある」ことはできるのだから。
へたをすると、わたしたちの会話の九九パーセント近くがネガティブなものになる。 誰かをほめるのではなく、ネガティブなひとことを口から出したくて、うずうずしている人もいる。
わたしが言っているのは、皮肉交じりのお世辞とか余計なひとこととかではなく、正真正銘の厭世主義のことだ。 仕事の場でも、教会や家庭でも、他人に何かポジティブな言葉をかけようとする人こそ、その場の雰囲気をいちばん明るくする。何についても、誰に対しても、いつも何かポジティブなことを口にするというのは、そう望めばできることだ。わたしはそう信じ ている。
その人が入ってくるとその場がパッと明るくなる人がいます。逆に、その人が入ってくるとどんよりと暗い雰囲気になる人もいます。その違いは、口から出る言葉が「ポジティブ」であるかどうかです。
ポジティブな言葉が習慣になっている人は、表情も笑顔です。声のトーンも少し高くなります。すると、若々しくて、さわやかで、元気がいい印象を与えることができます。
反対に口から出る言葉が常にネガティブで、マイナスな事ばかり言う人がいます。ネガティブな言葉が習慣になっている人は、表情も暗く、不機嫌になりがちです。声のトーンも低く、暗くて、年寄りじみて、元気のない印象ばかり残ってしまいます。
人は時として、ついつい皮肉なことを言ったり、からかったりしたくなるものです。これは、文章でも同じです。例えばメールで「断りを言わなければいけない返信」でも、明るいポジティブな言葉で返すことにより、相手の印象はまったく変わります。
口から出る言葉を「ポジティブに」を心に刻みたいと思います。
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