今日のおすすめの一冊は、今井翔太氏の『生成AIで世界はこう変わる』(SB新書)です。ブログも同書と同名の「生成AIで世界はこう変わる」として書きました。
本書の中に「AIによって消える仕事」という興味深い文章がありました。
◆将棋や囲碁といった盤上ゲームでは、今や世界中でAIに勝てる人間はいない。
しかし、服を畳む、食べ物を箸でつまむ、散らかった部屋で移動する、ものを探して持ってくる、スキップする、といった作業はほとんどの人間が簡単にできる。だが、AIにとってはこれが大変難しいことなのだという。
「AIの影響を受けにくい職業」とは、まさにこのあたりの能力を必要とする作業、つまり肉体労働を中心にした職種だ。皮肉なことに、人間にとっては一般的に賃金が低い傾向にあるこれらの職業は、AIで代替するのが最も難しい職業だったのだ。
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